WORKS
住まいの第一印象を決める外構だからこそ、デザイン性と実用性のどちらも妥協したくない。
今回ご紹介する新築外構は、洗練された佇まいの中に、日々の暮らしを快適に支える工夫を随所に取り入れた事例です。
端正な門構えと豊かな表情の素材使い
ダークトーンで統一された門まわりは、直線的で凛とした雰囲気を漂わせながらも、素材ごとの質感の違いが外観に豊かな表情を与えています。
石調タイルの門塀とスリットフェンスが重厚感を醸し出し、同時に視線を程よくコントロール。
門扉横の植栽や照明も、無機質になりがちな構成に柔らかさと立体感を添えています。
機能と美しさを両立するカースペース
3台分の広々としたカーポートは、雨風を防ぐだけでなく、外観全体の印象を引き締める存在。
ブラックフレームの直線的なフォルムは、建物の外観と美しくリンクしています。
駐車スペースの床には大判コンクリートを使用し、目地に敷き詰めた砕石がナチュラルさを演出。
照明も配置されており、夜間の視認性や安全性にも配慮されています。
動線の美しさと植栽のアクセント
玄関までのアプローチには、白系の平板をリズミカルに配置。
あえて余白を持たせることで、抜け感のある開放的な印象に仕上がっています。
その両脇には自然石を敷き詰め、アクセントとして植え込まれた植栽が、季節の変化を感じさせてくれるポイントに。
夜には照明が優しく足元を照らし、安心感と上質な雰囲気を演出します。
整った美しさと機能性を両立した今回の外構は、暮らしに寄り添う快適な空間づくりを実現しました。
シンプルながらも細部まで丁寧に設計されたプランが、建物の魅力をより一層引き立てています。