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11月のお手入れ

冬が近づき気温が下がってくる11月。
晩秋まで咲いてくれていた花も終わり、ちょっと庭も寂しくなってくる季節です。
本格的な寒さがやってくる前にやっておきたい庭仕事や冬越しの準備はしておきましょう。

11月のお手入れ

【草花の種まき】
秋まきの種は、およそ15~20℃で発芽するので、本格的に寒くなる前に、根がしっかりとおろしていることが重要です。
なので、11月に種まきをするのなら、上旬に済ませて、本格的な寒さがくる前にある程度しっかりした苗に育てましょう。
定植後は霜があたらないように保温して育てます。
苗が小さい場合は、暖かくなるまでポットで育てると安心です。

【球根の植え付け】
耐寒性球根の植え付けも、種と同様、月のはじめに済ませておくと良いでしょう。
球根を植え付ける前に、土をできるだけ深く耕す必要があります。
植え付けの深さは、球根の高さの2~3倍といわれます。
植え付ける深さや間隔は品種によって異なりますので、球根を購入した時についている説明書を参考に行いましょう。
春に一斉に花開く情景を思い浮かべながら、球根を植え付けていくのも楽しい時間ですね!

【宿根草のお手入れ】
花後の耐寒性の宿根草は、枯れた地上部を、地際で茎を切ります。
新しい芽も出てきているかもしれません。
腐葉土などでマルチングして、乾燥と寒さから守ってあげましょう。
寒さに弱い宿根草は、新芽だけを残し、地上部を短くカットします。
その後、株を掘り出して、鉢に植え替えてあげましょう。
霜の降りない日当たりの良い場所で保管します。

【庭木のお手入れ】
この時期、落葉樹は、紅葉し落葉をはじめるので、剪定の適期です。
葉が落ちると枝姿がはっきりとわかるので、剪定がしやすいです。
落葉樹や果樹は、枝葉の落ちる11月が植え替え・植え付けの適期です。
葉が落ち、水分の蒸散も少なく、地温も下がりすぎないこの時期がベストです。
植え付けた苗は、風に倒されたり、根が切れないよう、支柱を必ず添えます。
また、株元にマルチングを施すとよいでしょう。

年間お手入れカレンダー

植物のお手入れをカレンダーにまとめています。ご参考になさってください。
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