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砂利や芝生はエクステリアを考える場合、選択肢に入ってくる素材の一つです。
ここではお庭などに砂利や芝生を敷いた場合、どのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
砂利を敷くことで得られるメリット
庭に砂利を敷くことで考えられるメリットには、まずリフォームの場合面倒な植栽の移動を伴うことがないということがあります。砂利の大きさや色彩を選ぶだけで簡単にお庭のイメージチェンジができます。
次に砂利を敷いた部分は雑草が生えにくくなるというメリットが考えられます。仮に雑草が生えてきたとしても容易に抜くことができます。芝生と違って水や肥料を与える手間も無く、維持管理が簡単です。
また砂利を敷いた部分は静かに歩いたつもりでもザクッザクッという大きな音がします。これは防犯上非常にメリットがあり、不審者の侵入を防ぐことができます。
庭園の一部をコンクリート敷きにした場合と比べても、非常に安価であるということもメリットの一つです。
砂利を敷くことによるデメリット
砂利を敷くことで考えられるデメリットには、汚れが気になるということがあります。砂利が白などの明るい色の場合、年月が経てば砂利の表面に苔が生えたりして変色し、汚れが気になってきます。
次に掃除が少し大変だというデメリットがあります。冬の枯葉が砂利の上に落ちた場合、下手をすると一枚一枚拾わなければなりません。
また人が歩くことなどで砂利が敷地外にこぼれたりすることがあります。門扉の外などにきれいな砂利を敷いた場合、子供が蹴飛ばしたり、持って行ったりすることがあります。きちんと管理していても自然に砂利は減ってしまいます。
砂利を敷くということは防犯上のメリットがあります。しかし夜など、静かに歩きたい場合も大きな音がしてうるさいと感じることもあるのです。
芝生を敷くことで得られるメリット
芝生には人工芝と天然芝がありますが、これらの芝生を敷くことで、コンクリートや土と違うメリットがあります。
まずコンクリートと比較すると、見た目がきれいで癒しの効果があるというメリットがあります。夏はコンクリートより涼しいということもメリットです。
また施工費もコンクリートを打つより安価に施工できます。
では土と比べるとどうでしょう。土のお庭だと雨の日に泥が跳ね返り自宅の基礎部分が汚れますが、人工芝なら泥の跳ね返りはありません。土だと強風で砂塵が舞いますが、芝だと砂塵が舞う心配はないので窓を開けていても平気です。そもそも土の庭だとすぐに雑草が生えてきて抜かなければなりません。しかし芝生だと土のままほど雑草は生えてこず、抜く手間も少なくなります。
芝生を敷くことによるデメリット
お庭に天然芝や人工芝を敷いて緑を楽しむ方がいます。しかしコンクリートや土の庭と比較し、芝の庭にはそれなりのデメリットもあります。
まず土のままの庭よりコストがかかるという点です。天然芝で1,000円/㎡、人工芝で5,000円/㎡以上のコストがかかると言われています。
天然芝の場合、枯れてくることがあります。人工芝でも色あせてくることがあります。ほぼ変化のない土やコンクリートと比べるとこれもデメリットになります。
芝の場合、施工やメンテナンスが大変であるというデメリットもあります。天然芝は水やり、施肥、芝刈りなどの手間は欠かせません。また人工芝では施工の際に下地処理を入念にする必要があります。
また天然芝の場合、日当たりの悪い場所、車など重量物が通る場所にはオススメできないのもデメリットの一つです。
まとめ
エクステリア素材として砂利を使う場合、リフォームが簡単で容易にイメージチェンジができます。防犯効果があるのも特徴の一つです。ただその防犯効果が裏目に出ることもあり、静かに歩いたつもりでも大きな音がするという難点があります。砂利はその場に固定できないので、減ることも考えておかなければなりません。
芝生は、緑色がきれいで癒されます。雑草が生い茂ったり、砂ぼこりが舞ったりすることもありません。ただ土と比べるとコストは高くつきます。天然芝なら水やりや芝刈りが欠かせず維持管理が大変です。
どのような目的か、また維持管理にかかる時間なども考慮して、ベストな素材をご提案させていただきます。
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