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エクステリアをどの程度の頻度で掃除されているでしょうか?
エクステリアも放っておくと汚れが落ちにくくなるだけでなく劣化も早まります。ここでは外壁、玄関ドア、ウッドデッキ、門扉について、誰もができる掃除方法をご紹介します。
「外壁」の掃除方法
外壁の汚れは見栄えを悪くするだけでなく、外壁素材の劣化にもつながります。定期的に掃除を行うことでこれらの不安を解消することができますが、外壁の掃除というと業者に依頼するというイメージがあります。しかし、実際には業者に頼まなくても済む汚れも多く、自分でやることで出費を抑えることが可能になります。
ただ、サビや変色といった程度の汚れになると業者に依頼することが必要となり、その費用は3~5万円程度になります。しかし、カビや黒ずみといった程度の汚れであれば、自分で十分に対応でき費用も抑えられます。
自分で掃除する場合、少しの汚れであればホースで水を流しながらスポンジで拭き取れば落とせます。
これで落ちなければ、外壁専用の洗剤を使ってこすり落とします。洗剤の値段は600円から700円ほどの安価なものです。
それでも汚れが落ちないようであれば高圧洗浄機を購入して洗浄する方法があります。高圧洗浄機は1万円程度で購入できるので、業者に頼むことを考えれば安くつきます。
「玄関ドア」の掃除方法
玄関ドアは材質によって掃除方法は異なります。
木製のドアは水洗いすると内部が腐る可能性があります。そのため代わりにワックスを使います。ドアの内側は玄関ドア用のワックスで磨いていきます。布にワックスをつけてドア全体を磨きます。ドアの外側もしっかりと乾拭きした後、ワックスで磨きます。この工程を2度ほど繰り返し、コーティングするようなイメージでワックスを塗りこんでいきます。
金属製のドアは水洗いできます。ドアの内側は水拭き、乾拭きの順で拭いていくときれいになります。
ドアの外側は、水を含ませたマイクロファイバーのクロスやスポンジで汚れを擦り落とします。汚れを落としたら、ドアに水の跡が残らないようにしっかりと乾拭きをします。
樹脂製のドアも水洗いが可能です。ドアの表面についた砂や埃を水で濡らした布やスポンジで、隅は歯ブラシで、丁寧に取り除きます。洗剤を使うなら樹脂ドアには必ず中性洗剤を使うようにして下さい。
「ウッドデッキ」の掃除方法
ウッドデッキは大きく分けて3つの掃除の方法があります。
最も簡単にできるのは「ほうきで掃き掃除する」という方法です。ウッドデッキの表面に溜まる砂埃には、木材を腐らせる腐朽菌という菌が含まれています。これを放っておくと傷みが早くなります。少しの砂埃も逃さないように掃除しましょう。
やや本格的なのは「水で全体を濡らしてからデッキブラシでよく擦る」という方法です。必ず木目に沿って擦り、木目に詰まった埃や汚れを十分に取り除きましょう。その後は水できれいに洗い流してください。高圧洗浄機を使えばデッキブラシで擦る以上に効果があります。
メンテナンスにもなりますが、「木の表面をヤスリで削り木材保護塗料を塗る」という方法もあります。こうすると汚れたウッドデッキがきれいによみがえります。埃をきれいに取り除いてから塗ることと、乾きやすい暖かな日に塗ることが大事です。なお、木材保護塗料では通気性のあるオイルステインが適しています。
「門扉」の掃除方法
鉄製、アルミ製、ステンレス製の門扉は掃除しなければサビが目立つようになります。また木製の門扉は定期的なメンテナンスを行わなければ腐食やカビ発生の原因となります。
金属製の門扉の掃除は水洗いが原則です。最近多いアルミ製の門扉の場合、汚れたまま放置すると腐食の原因になります。長い間放置せず、年に何回かは水洗いしましょう。
汚れが軽い場合、濡れ雑巾で拭いた後、乾拭きします。汚れがひどい場合、中性洗剤を薄めた液で汚れを落とし、水洗いした後に乾拭きします。サビが出ているような場合、目の細かな紙やすりで磨き、水洗いした後に乾拭きします。
門扉は環境によって汚れに差はあります。しかし外にある限り汚れは必ずあるので、思い出したら掃除するようにしましょう。
エクステリアの掃除方法とは
外壁の掃除はスポンジを使い、水を流しながら落としていきます。外壁専用の洗剤や高圧洗浄機を使えば落ちにくい汚れも取れます。玄関ドアは木製なら乾拭きしドア用のワックスで磨きます。金属製のドアなら内側は水洗いと乾拭きで、外側はクロスも使いながら汚れを落とします。樹脂製のドアは布やスポンジ、歯ブラシなどで水洗いします。もし洗剤を使うなら中性洗剤を使って下さい。
ウッドデッキはほうきで掃く、デッキブラシで擦る、ヤスリで削り木材保護塗料を塗るなどの方法があります。門扉はアルミ製の場合、濡れ雑巾で拭き、乾拭きします。中性洗剤を使えばしつこい汚れも落ちます。もしサビが目立つようなら目の細かい紙やすりで磨いて下さい。いずれのエクステリアも汚れが軽いうちは業者に頼まなくても十分に掃除できます。お金をかけないようにするためには、汚れに気付いたらこまめに掃除しましょう。