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まだまだ日差しが眩しい今日この頃ですが、自宅の庭に植えているブルーベリーの収穫もそろそろ終わりを迎え、ちょっとずつ秋の気配を感じるようになりました。
夏の暑い盛りに、庭で彩りを与えてくれるのがベリー類です。
ブラックベリー、ラズベリー、ジューンベリー、グーズベリー、スグリ類…。
キラキラと輝く果実はまるで宝石のように美しく、夏の庭のアクセントになってくれます。
当社でも、本社の方にはジューンベリーが、守山支店の方にはブルーベリーが植わっています。
ジューンベリー
ブルーベリー
果実を庭で育てるときのキーワードは「自家結実性」。
果樹は種類によって、1本単体で果実を実らせる「自家結実性」と、2本以上の「受粉樹」を必要とするものがあります。
家庭の庭ではスペースも限られているため、1本で実をつけてくれるものがうれしいですね。
上に挙げたベリー類はすべて1本でもよく実ってくれる種類です。
一方、人気の高いブルーベリーは、2本以上の受粉樹を必要とする品種があるため、少し下調べをしてから栽培することをオススメします。
というのも、ブルーベリーは土の好みにもちょっと“こだわり”を持った果樹だからです。
ガーデンに咲く草花の多くはアルカリ性から中性の土を好むため、土づくりにはしばしば石灰が用いられます。
しかしブルーベリーは逆に「酸性」の土を好むため、「ピートモス」というコケを使って土を酸性化する必要があるのです。これはブルーベリーと同じ「ツツジ科」の植物に共通する傾向です。
ちなみに、ブラックベリーやラズベリーは「バラ科」、グーズベリー、スグリ類は「スグリ科」で、両者ともあまり土の好みにうるさくはありません。
ベリー類の他にも、1本で結実する家庭向きの果樹はたくさんあります。
オススメはパッションフルーツ。生育旺盛なつる性植物で、真夏の暑い日差しを遮るグリーンカーテンとしても有効ですし、トケイソウに似た華やかな花も目を引きます。
熟した果実は甘酸っぱく、南国の香りを漂わせるデザートやドリンクとして食卓をにぎわせてくれるでしょう。
目でも胃袋でも(笑)お庭を楽しめるといいですね