STAFF BLOG
エクステリアを考える際に欠かせないのが「フェンス(柵)」です。
自然感のある外構にしたいということで、フェンスを木材でと考えられている方も多くいらっしゃいますが、お住まいの地域によっては、冬になると雪が積もるなど、常に湿気にさらされる場合もあり、耐久度が心配な場合もあるかと思われます。
まず、雪に耐えられるかどうかの前に、設置して期間が経つと腐ってもろくなりやすいことが懸念されます。
防腐剤が添加されている塗料を毎年塗り、メンテナンスをすることである程度防ぐことはできますが、長い目で見ると、かなり難しいのではないでしょうか。
そこで、樹脂木材という選択肢はいかがでしょうか。
木ではありませんので、メンテナンスは不要ですし、耐用年数もかなり長く、色あせや腐食の心配がありません。また、その他のメリットとしては、
・湿気を吸わないため、天然木と比べて、反りが起こりにくい。
・防腐処理やシロアリ対策などで薬剤を塗る必要がないため、小さな子どもさんやペットなどが万が一舐めてしまっても安心。
などが挙げられます。
メーカーからはいろいろな色の材料が出ていますし、木粉が混ぜ込んであり、木の風合いが感じられるものもあるのもうれしいところです。
ただし、デメリットもあります。それは「熱を吸収しやすく、冷めにくい」という点です。
夏の日差しを浴びた場合などは、素手で触るとかなり熱く感じられると思います。
そこで、もう一つおすすめしたい材料は「ハードウッド」という天然木です。
ハードウッドはハードという言葉通り硬い木材のことで、繊維が非常に細かく密になっています。そのため、腐食や虫などの害に大変強くなっています。
美観上は定期的に塗装した方が望ましいですが、耐久性は十分にあります。
ただし、普通の樹木や人工木と比べると、材料費は高くなってしまいます。
ご予算やメンテナンスにどれだけの手間暇をかけられるか、長い目で見て選んでいただくのがよいかと思います。
当社のホームページでも、いくつかフェンスの紹介をしていますので、チェックしてみてください。
→フェンス(柵)の紹介はこちらから
※こちらの記事も参考になさってください。
⇒「フェンス設置で気をつけるべき隣人トラブル」
⇒「騒音が気になる方へ~防音フェンスのご紹介」
門柱の側面に新築外構を記念してメモリアルプレート設置しました。
美濃クラフトの商品で手形が立体になります。将来ご家族が増えましたら下に取付予定です。楽しみですね。
担当:宮崎忠
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は年号も変わり、また新たなスタートの年になりますね。
そんなスタートの年を迎えるにあたって、新しいお庭のことも、少し想像して、いろんなデザインイメージを頭の中でいろいろ膨らませてみるのも、楽しくてよいのではないでしょうか?
お庭のデザインを考える時、ひとつのポイントは「使う庭」「観る庭」どちらをメインにするのか?ということです。
という方には、庭の中心となるシンボルツリー(庭や家を引き立ててくれる、家のシンボル(象徴)となる木のこと)や季節感のある樹木を植えたり、飛び石などを置いたりした「観る庭」をお勧めします。
どんな風にお庭で日々過ごしたいのか、たくさん想像してみてください!
そして、叶えたいお庭のイメージが膨らんだら、ぜひ、京阪グリーンまでご相談ください。
当社のデザイナーが、あなたのイメージを実現します。
メールでのお問い合わせは、こちらから。
もしくは、077-546-2877までお気軽にお電話ください。
「設計部の日常ブログ」となっていますが、これからは、時々、よくあるご質問にお答えしていきたいなと思っています。
不定期更新ですが、よろしくお願いします(^^)
今回は、防犯をテーマに書いていきたいと思います。
1:最近は、門やフェンスを設けず開放的な空間を演出したオープン外構のおうちが多いですが、防犯面を考えると、しっかり柵で囲われたクローズ外構の方がよいのかとも思うのですが、どうでしょうか?
侵入者に対する防犯を基準として考えると、確かに、クローズ外構>オープン外構 となりますね。
単純に物理的に侵入が困難になりますので・・・
しかし、逆に言うと、一旦敷地内に入ってしまえば、周囲からの視線を気にせずに動き回れるという、侵入者にとっては大きなメリットになってしまうことも考えられます。
オープン外構だからといって、防犯策がないわけでも、クローズ外構だからといって、絶対に安心というわけでもありません。
費用対効果としてどこまでの防犯性を求めるかも含めて、ご相談されるのがよいかと思います。
2:オープン外構でも防犯性を高めるには、どのような対策がありますか?
門扉や塀を作ったほうが防犯面では安心というイメージがありますが、実はそうでもないのです。
かえってオープン外構のほうが人の目が常にある分、防犯面がしっかりしている場合もあるでしょう。
見知った仲で敷地内の状況を気に掛けておくということは大事です。
その他、考えられる対策としては、
・音の出る砂利を敷きつめる
・センサーライトや監視カメラを設置する
・カメラ付きインターホンを付ける
・防犯性の高いドアや窓にする
・窓の設置位置を変える
・外部から上階に侵入できないように、余計な出っ張りを極力なくす
などの工夫が考えられます。
毎日生活するおうちですから、デザイン性だけでなく、安心・安全も考えた上でお庭作りも考えたいですね。
いろいろな植物から季節の移ろいを感じ楽しむのもいいですね。