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ガーデニング初心者向け肥料の基礎知識「肥料の種類」

ガーデニング初心者向け肥料の基礎知識「肥料の種類」
動物が生きていくために餌が必要であるように、植物も餌となる肥料が必要です。肥料は一言で片づけることはできず、その原料の違い、使い方の違い、効き方の違いでいくつかに分類されます。肥料の三要素なども含め、肥料の基本についてご説明していきます。

肥料の「主な成分」
植物が育っていくうえで必要となる栄養素はたくさんあります。それらの栄養素の中で特に重要なのが肥料の三要素と呼ばれるチッ素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)です。

チッ素は植物体を形作るたんぱく質や、光合成をするのに必要な葉緑素などの構成元素として重要です。葉や茎の生育には欠かせないため葉肥(はごえ)と言われています。

リン酸は遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成などに関与する核酸の構成成分として重要です。開花や結実を促すため実肥(みごえ)と言われています。リン酸は植物全体の生育、枝分かれ、根の成長などを促す働きも持っています。

カリウムは葉で作られた炭水化物を根に送り、根の発育を促すため根肥(ねごえ)と言われています。植物全体を丈夫にしてくれ、病気に対する抵抗力を高めてくれます。

肥料の「原料」の違い
肥料は原料の違いで有機肥料と化学肥料の二つに分けられます。有機肥料は植物に必要なチッ素、リン酸、カリウムなどの栄養分を含む、植物性や動物性の有機物を原料にした肥料です。

一方、化学肥料は鉱物などの無機物を原料とし、化学的な方法によって生成された肥料を指します。

有機肥料は土の中で微生物などよって分解され肥料として効果が現れます。時間がかかりますが土壌の微生物を豊富にします。

化学肥料は即効性があり調整がしやすく、また価格も安いといったメリットがあります。

デメリットには成分がすぐに土に溶け出し、効き目が強すぎて肥料焼けを起こすことがあげられますが、これを防ぐ「緩効性肥料」といったものもあります。

肥料の「使い方」の違い
植物を育てる際に、適切な肥料を適切な時期に使用することが大事です。

元肥とは、種や苗、苗木を植え付ける前に与える肥料のことです。一度土壌の中の微生物に分解されてから植物に吸収される有機物肥料や、施肥してから長期間にわたって効果が持続する緩効性肥料が使われます。

土の全面に蒔き、その後よく耕します。このとき、肥料が根に直接触れないようにすることが大事です。なお、元肥が最初から入っているような土を使用する場合は、元肥は不要です。

追肥とは、植物が生育していくうえで必要な養分を追加する際に与える肥料のことです。早急な効果が求められるため、即効性のある液体肥料や化学肥料を使用します。

種や苗、苗木を植え付けた後、元肥の効果が薄れてくるため追肥を使用しますが、植物によっては追肥の必要がないものもあります。また追肥は、植物が肥料を吸収しやすいように根の先端に施すことが大事です。

肥料の「効き方」の違い
肥料には効き方によって速効性、緩効性、遅効性の3つに分類することができます。

速効性肥料とは、短時間で効果が現れる肥料のことを指します。すぐに効果は出ますが持続時間が短いのがデメリットです。速効性肥料は限られた期間の追肥として利用されます。一般的に水に溶けやすいものや、薄めて使うものが速効性肥料にあたります。

緩効性肥料は、ゆっくり効く肥料で一定期間効果が持続します。肥料の成分が水にゆっくり溶けるため、植物に少しずつ効き肥料焼けを防ぐことができます。肥料の三要素であるチッ素、リン酸、カリウムが主な原料です。

緩効性肥料は、土の中の微生物の活動を抑えるよう薬品を加えた生物的安定性肥料、肥料成分が土に溶けるスピードを抑制した化学的緩効性肥料、肥料の粒をコーティングした物理的緩効性肥料の3つに分けられます。

遅効性肥料は、肥料をまいてもすぐには効果が現れない肥料を指します。微生物の分解活動により肥料成分が一気に溶け出すことがあります。従って元肥や追肥として利用されます。

まとめ
植物が必要とする要素には、葉肥と呼ばれるチッ素(N)、実肥と呼ばれるリン酸(P)、根肥と呼ばれるカリウム(K)の3つがあります。
原料の違いでは、動植物由来の有機肥料、鉱物などの無機物を原料とする化学肥料があります。使い方によって、植え付け前に与える元肥と生育する過程で追加的に与える追肥に分かれます。
さらに効き方では、短時間で効く速効性肥料、ゆっくりだが効果が長続きする緩効性肥料、すぐには効果が現れない遅効性肥料の3つに分かれます。
植物を育てるのは、土を耕し、種を蒔き、水をやればすむというように簡単なものではありません。植物の栄養となる肥料の種類に注意し、タイミングよく与えると植物は期待通りに育ってくれます。

次回は、有機肥料についてご紹介する予定です。
(追記:ガーデニング初心者向け肥料の基礎知識「有機肥料」はこちら

2019年07月27日 | エクステリアコラム

休館日…

休館日…
休館日…
休館日…
休館日…
休館日…
休館日…

赤レンガ倉庫内で食事をと、楽しみに足をのばしましたが…休館日でした😓

せっかくなんでウロウロ…

古くなった高い壁を支える形鋼には感激しました。危険さ?も拭い切れない気がしますが、登録有形文化財なんで、出来るだけ永く、保ち続けて欲しいと思います。次回は前以て調べてから…💦

設計スタッフ:倉冨

2019年07月26日 | 設計部の日常ブログ

ガーデニング初心者向け基礎知識「補助用土」編

ガーデニング初心者向け基礎知識「補助用土」編
ガーデニングの土作りでは、基本用土がベースとなりますが、それで足りない部分を補うのが補助用土です。ここでは補助用土のいくつかをあげ、その特徴をご紹介します。
(前回のガーデニング初心者向け基礎知識「基本用土」編はこちら

補助用土の「腐葉土」
お庭やベランダできれいな花を咲かせたり、美味しく食べられる野菜を作ったりするうえで、土作りは大切な作業になります。その土作りにおいて土壌の改善に役立つのが補助用土です。

その補助用土の一つに腐葉土と呼ばれる土があります。これは落ち葉や枯れ葉が分解して土壌になったものです。植物の成長に必要な栄養素をたくさん含んでおり、ガーデニングには欠かすことはできません。

腐葉土は黒っぽい色をしており、鼻に近づけると特有の臭いがします。基本的にはベースとなる基本用土に混ぜて使われます。

腐葉土を混ぜることで土の通気性、保水性、保肥性が改善され、土を柔らかくしてくれます。保温効果もある他、太陽光や冬の寒風を遮断する効果もあります。

補助用土の「ピートモス」
ピートモスは補助用土の一つで、寒冷な湿地帯で水苔やシダ、柳、アシなどが堆積して腐植化したものです。外観は腐葉土よりも細かい粉状をしており、乾燥している時には淡褐色の場合が多いです。

保水性に優れており土壌の水持ちや肥料持ちをよくしたい時に使います。

ピートモスをさらに発酵させると、より高い効果を発揮しますが、いったん乾燥してしまうと、吸水するまでに時間がかかってしまうので注意が必要です。

腐葉土と同じく有機物に富みますが、酸性が強いという特徴があります。そのため、土に混ぜて用土を酸性に傾けたい時に使用すると効果的です。

ピートモスの用途は育苗や、鉢土として主に用いられることが多いですが、湿地帯の植物や山野草との相性もよさもあります。さつきやつつじ、ブルーベリーなど、酸性の土壌を好む植物の栽培に適しています。

補助用土の「パーライト」
補助用土のうちのパーライトはガラス質の火山岩を高温で焼いて粉状にしたもので、多孔質の構造になっています。

黒曜石を原材料とした黒曜石パーライトは、空気が多く含まれた多孔質のものです。水はけが悪い場合の土壌改良材としてよく使われます。また普通の水をミネラル水に変える作用があるので、根腐れ防止効果もあります。

真珠岩を原材料としたものが真珠岩パーライトです。真珠岩は水分を多く含んでいるため、熱すると膨張して内部まで水が染み込む形状になります。そのため保水性を高める土壌改良材となります。

パーライトは1~2割の割合で配合して使用します。土との比重が異なるため、長年使っているとパーライトだけが浮き上がってきます。こうなるとパーライトの効果が薄れるので、しっかりと混ぜることが大事です。

補助用土の「バーミキュライト」
バーミキュライトは、園芸におけるさまざまなシーンで使われる土で、酸化アルミニウムなどが主な成分です。

特徴は、水や空気を通しやすいことです。酸素不足になってしまった土に加えることにより土の排水性が改善されます。

また、表面にたくさんの穴が開いているので保温性にも優れています。保温性が優れていることにより、真夏の環境でも暑さをしのぐことが可能になります。

こういった園芸に使う土は重いというイメージがあるかも知れませんが、バーミキュライトは通常の土の1/10以下の重さしかありません。そのため持ち運びがしやすいという特徴があります。

価格はメーカーなどによって違いますが、基本的には他の用土に比べると少し高めになります。

ガーデニングの基礎となる補助用土について
ガーデニングに使われる土は基本用土、補助用土と、それらをブレンドした培養土の3つに分かれます。ガーデニングに使われる土のベースは基本用土で、補助用土が通気性、保水性、保肥性などを高めるために混ぜられます。
腐葉土は栄養素をたくさん含む補助用土です。土を柔らかくするだけでなく、熱を遮断する効果もあります。ピートモスを混ぜると水持ちや肥料持ちがよくなります。
パーライトは水はけが悪い場合の土壌改良材としてよく使われます。また根腐れ防止効果もあります。バーミキュライトを混ぜると水や空気の通りがよくなり、排水性を改善します。
これら補助用土の基本となる効果を理解し、植える花や野菜に適した補助用土を活用してみましょう。

次回は、肥料についてご紹介する予定です。
(追記:ガーデニング初心者向け肥料の基礎知識「肥料の種類」はこちら

2019年07月26日 | エクステリアコラム

ウェルカムカード

ウェルカムカード
打合せやご相談に来られるお客様をお迎えするのに、ウェルカムカードを置かせていただいています。
パソコンできれいにプリントアウトしたものでもよいのですが、おひとりおひとり、心を込めてお出迎えしたいと思い、少しだけ手を入れて、飛び出すカードにしています。

京阪「グリーン」なので、四つ葉のクローバーにしていたのですが、形は同じで色だけ変えて、ハイビスカスバージョンも作ってみました。
これからの暑い季節にはぴったり・・・だといいのですが。
あっという間に、また季節は変わって、秋になってしまうので、また秋バージョンも考えなければいけませんね。
お越しになられた際には、お持ち帰りも自由ですので、お庭づくりの思い出記録の1ページに加えていただければ嬉しいです。

ガーデニング初心者向け基礎知識「基本用土」編

ガーデニング初心者向け基礎知識「基本用土」編
ガーデニングを始める場合に、土作りはとっても大切なポイントです!
土に問題があると、せっかく植えた花や野菜も満足に育ちません。ここでは初心者向けに基本用土のいくつかをあげ、その特徴をご紹介したいと思います。

基本用土の「赤玉土」
ガーデニングに用いられる土は基本用土と補助用土が混ぜられたものです。基本用土には赤玉土、黒土、鹿沼土、日向土などがあり、それぞれに特徴があります。

その中の赤玉土は関東ローム層にある赤玉を乾燥させたものです。粒状で赤みを帯びているのが特徴で、粒の大きさにより大粒、中粒、小粒、極小粒などに分かれます。

通気性がよく、水はけと保水性のバランスに優れているのが特徴です。また肥料分が入っていないため、虫や菌が寄ってこないという利点があります。

大粒赤玉土は鉢やプランターで、底から土が出てこないようにするための鉢底土としても使用できます。中粒赤玉土や小粒赤玉土はプランターや鉢での栽培に適しています。極小粒赤玉土は盆栽の用土としてよく使われます。

ほとんどのケースで腐葉土と肥料を混ぜて使われますが、過度の栄養分が必要とならない挿し木で使う場合は赤玉土だけで使うのがおすすめです。

なお赤玉土は弱酸性を帯びているため、中性やアルカリ性の土を好むラベンダーなどを植える場合、石灰などを混ぜて酸性度を弱める必要があります。

基本用土の「黒土」
黒土は関東地方に広く分布している関東ローム層の表層にある土で、落ち葉や枯れ木などの有機物がたくさん含まれているため黒い色をしています。

黒ボクとも呼ばれ、太陽の熱を吸収して土壌を温めてくれます。鉢やプランターでの花や野菜の栽培に向いています。

粘りが少ないので固まりにくく、軽くて柔らかい土です。また水分をよく保持してくれます。

栄養分が少ないので、堆肥や腐葉土などを混ぜて使います。
最も基本的な配合は、黒土7:腐葉土3という配合で、水はけを重視する場合は黒土5:腐葉土3:川砂2という配合になります。

なお、もともと表層にあった土なので、雑菌や雑草の種が含まれていることがあります。そのため加熱処理をしてある黒土を使うのがおすすめです。

基本用土の「鹿沼土」
酸性度の高い土質を好む植物を育てるときに使われるのが鹿沼土です。鹿沼土は栃木県鹿沼地方で産出される土で、火山性砂礫が風化した粒状をしています。関東ローム層の表面にある黒土の下の、奥深い所にある土です。

色はやや黄色がかっており、乾燥すると色が白くなってくるので、土中の水分の把握がしやすく扱いやすい土です。土の粒の表面に多くの穴があいている軽石質で、小さな穴に水や空気を保持してくれます。

深層にある土なので雑菌が少なく、病原菌の発生を制御する性質もあります。

基本用土の「日向土」
宮崎県南部を中心とする霧島系火山帯で採取される軽石があります。湿ったものをボラ土、乾燥したものを日向土と呼んでいます。

日向土はガーデニングで使用される基本用土の一つです。単体で使われるだけでなく、水はけ向上のための補助用土としても使われます。

土は長く使っていると粒子が細かくなり、その結果水はけが悪くなります。その点、日向土には硬さがあるため長年使っていても、粉砕され細かな粒子状になることはありません。表面にたくさんの穴が開いているため水はけがよく、空気や養分をその中に貯め込むこともできます。また購入したての物は肥料成分も無いため、虫や菌がおらず清潔です。

酸性雨が多く降ることから、日本で採れる日向土のpHは5~6で弱酸性になっています。そのため中性からアルカリ性の土を好む植物を育てる場合、石灰を少し混ぜ酸性の度合いを弱める必要があります。

ガーデニングの基礎となる基本用土について
園芸を始めるときには、育てたい植物に合う土壌を作ることが大切です。なかでも土壌のベースとなる基本用土は、ガーデニングを行う誰もが知っておかなければならない重要なポイントです。
基本用土のうち、赤玉土は通気性がよく、水はけと保水性の調和がとれた土です。黒土は軽くて柔らかく、水分をよく保持してくれます。
鹿沼土は表面に穴の開いた軽石状で、空気や水分をよく保持してくれます。日向土は、水はけがよく、空気や養分を土中に貯め込むことができる土です。
なお基本用土の種類によっては酸性を薄めたり、雑菌処理が必要であったりするものもあります。ガーデニングを始めるなら、これらの基本用土の知識をしっかり身に付け、花や野菜の栽培を楽しめるようにしましょう。

次回は、ベースとなる基本用土の足りない部分を補う「補助用土」についてご紹介する予定です。
(追記:ガーデニング初心者向け基礎知識「補助用土」編はこちら

2019年07月25日 | エクステリアコラム

嬉しいお手紙

嬉しいお手紙

打合せのお父さん・お母さんに連れられて、一緒に来られた小学生の娘さん。
帰り際に、こんなかわいい折り紙&お手紙を渡してくれました。
ありがとうございます。
ご家族皆さんが幸せになるお庭づくりをさせていただきます!

夏の花壇作りにおすすめの花(その2)

前回の「夏の花壇作りにおすすめの花(その1)」に引き続き、夏の花壇におすすめのお花をご紹介します!

サルビア
夏の花壇作りにおすすめの花(その2)

花言葉は「燃える思い」

サルビアは南米原産の草木で、広い意味ではシソ科アキギリ属の植物すべてを指し、ハーブとして知られるセージもその仲間です。
サルビアの中でも最もポピュラーなのが、赤い花を咲かせるサルビア・スプレンデンスで、和名がヒゴロモソウ(緋衣草)という花です。単にサルビアといえばこの赤い花の種を指すのが一般的です。

夏から秋にかけては花壇の主役で、濃緑色の葉が密に茂り、花は長い穂になって下から順に咲きあがります。花が散った後もガクの美しい色がしばらく残るため、長く鑑賞できるのが特徴です。

低木状に育つ多年草ですが、暑さには強く育てやすい反面寒さに弱いため、春まきの一年草として扱います。

マリーゴールド
夏の花壇作りにおすすめの花(その2)

花言葉は黄色は「健康」、オレンジは「真心」

マリーゴールドはキク科マンジュギク属のうち草花として栽培される植物です。アメリカ大陸が原産地で、約50の品種が生息しています。

一年草が多く、茎の高さは30~120cmで、4~10月に直径が2~5cmの鮮やかな黄色、橙色などの花を咲かせます。開花期間が長く、次から次へと咲いていきます。栽培面で特別に難しい点はなく、花壇では定番ともいえるポピュラーな花です。

種まきはソメイヨシノが咲く頃という早さで、発芽したら日当たりと風通しのよい場所で育てます。用土は赤玉土6に腐葉土4の割合のものがよく、表面の土が乾いてきたら水を与えます。花が咲く期間が長いので、月に一度ぐらいの間隔で肥料を与えることが大事です。

ベゴニア
夏の花壇作りにおすすめの花(その2)

赤いベゴニアの花言葉は「公平」

夏の花壇作りにおすすめの花の一つにベゴニアがあります。ベゴニアはシュウカイドウ科の多年草または半低木の、熱帯に広く育つ植物です。

「雌雄異花」と言われ、一つの株に異なる雄花と雌花が咲くという特徴があります。一般に八重咲きが雄花で、一重咲きが雌花となっています。

ベゴニアには約900種類があり、鉢や花壇で植えられ観葉植物として人気があります。開花時期は品種によっても異なりますが、特に3~5月や9~10月の頃に花壇で咲いているのをよく見ます。花の色は赤、ピンク、白、黄、紫などがあり、葉の形に特徴があります。

センニチコウ
夏の花壇作りにおすすめの花(その2)

花言葉は「不朽」「色あせぬ愛」「永遠の恋」など

センニチコウはヒユ科の春から秋に花をつける一年草で,熱帯アジア原産の植物です。センニチソウとも言い、苞(ほう)と呼ばれる花ではない丸い部分が特徴です。

草丈 50~80cmでよく分枝し,全株にあらい毛があります。センニチコウの仲間は、花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞を観賞します。

暑さと乾燥に強く、日本の夏に適しており長期間咲き続けます。お庭や花壇、鉢に植えて育てたものが、切り花としてよく仏壇として飾られます。

園芸植物として栽培され、初夏から晩秋にかけて開花します。育てやすく、花色や品種もさまざまでドライフラワー作りにも適しています。

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前回に引き続き、夏の花壇におすすめのお花をご紹介しましたが、お気にいりのお花は見つかりましたか?
プランターや鉢でも楽しめますが、せっかくのお庭なので、やはり花壇で楽しみたいですね。
道行く人を楽しませる花壇、リビングから眺める花壇・・・
ご希望に合わせて、ぴったりの花壇をご提案させていただきますので、どんなことでもご相談ください。

2019年07月12日 | エクステリアコラム

夏の花壇作りにおすすめの花(その1)

四季折々、花壇を彩るお花は、私たちの目を楽しませてくれるだけではなく、気持ちも癒してくれますね。
今回は、夏の花壇におすすめのお花をいくつかご紹介し、育てる上での注意点などもご案内します。

ペチュニア夏の花壇作りにおすすめの花(その1)

花言葉は「心の安らぎ」など

ペチュニアはナス科の多年草ですが、寒さに弱く、越冬できないので日本では一年草として知られています。さまざまな園芸品種があり、成長が早く丈夫なので初心者にもおすすめの品種です。

種まきの時期は4〜5月で、開花時期は4〜10月の間となっています。ペチュニアの種は非常に細かく、指で簡単に潰れてしまうので扱いに注意する必要があります。そのため初心者には苗で購入するのがおすすめです。

日当たりのよい場所でよく生育します。夏場は朝夕の2回、涼しくなると1〜2回の水やりで大丈夫です。土が乾くと水やりをするという感じです。

肥料は週に1回ぐらいの頻度で与えます。古い土は生育不良を起こしやすいので使わないようにしましょう。花がらは取り除き、摘芯も行うと花がたくさん咲きます。長雨には弱いので、梅雨の時期は雨に濡れないように注意が必要です。

インパチェンス夏の花壇作りにおすすめの花(その1)

花言葉は「豊かさ」「鮮やかな人」など

インパチェンスは夏から秋にかけて咲く花です。日当たりの悪い所なども含め、どのような場所でも育てることができます。また一年中楽しむことができる花でもあります。

乾燥に弱い植物なので、こまめに水やりをしましょう。インパチェンスは冬の時期でも育てることができます。植木鉢なら冬場に家の中で育てれば翌年の夏にはまた花が咲きます。

初心者でも比較的簡単に育てることができるので、園芸のスタート段階で育ててみてはどうでしょう。

ガザニア夏の花壇作りにおすすめの花(その1)

花言葉は「あなたを誇りに思う」「潔白」「きらびやか」など

夏の花壇作りにおすすめの花の一つにガザニアがあります。ガザニアはキク科の花で、オレンジや黄色のきれいな花を、夏から秋までの長い期間楽しめるのが特徴です。また、高温乾燥に強く、夏に育てるには最適の花です。

植えるのは3月下旬から5月上旬で、株分けなどで増やします。そして日当たりと風通しのよい所で育てるのが大切です。日当たりが悪いと花が咲かないので注意してください。

また、高温には強い反面、多湿には弱いです。庭に植える場合は水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、土がよく乾いてから水をやるようにします。 梅雨に入る前には風通しがよくなるよう、込み合った茎や葉を切ることも大事です。

寒さに弱いガザニアですが、手入れによっては冬を越すことも可能です。庭に植えている場合は鉢に植え替え室内に入れてあげましょう。

ニチニチソウ夏の花壇作りにおすすめの花(その1)

花言葉は「友情」や「楽しい思い出」など

ニチニチソウは、初夏から晩秋の間にピンクや白などの鮮やかな花が次々と咲く植物です。一つの花は数日で咲き終わってしまいますが、後から新しい花が咲き始めるので、自然とレイアウトの変化も楽しめます。

元々は熱帯地方の植物なので暑さに強いです。さらに排気ガスなど空気汚染にも強いので、とても育てやすく、初心者向けの花としても知られています。道路沿いなどできれいに咲いているのも見かけます。

元来は多年草なのですが、寒さに弱いため、霜が降りる頃には枯れてしまいます。それゆえ日本では一年草として知られています。

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お気に入りのお花は見つかりましたか?
お花のお世話というと大変なように思いますが、夏のお花は水やりのタイミングにさえ気をつければ、初心者でも、それほど難しく考えることなく、咲かせることができます。
ぜひいろいろ楽しんでみてくださいね。

次回も、夏の花壇におすすめのお花をご紹介する予定です。
(追記:「夏の花壇作りにおすすめの花(その2)」はこちら

2019年07月11日 | エクステリアコラム

社内勉強会

社内勉強会

弊社では定期的に社内勉強会を行っております。
今回は、図面を書く上で、安全上もしくは動線上、配慮しなければならないポイント、現場を管理する上で注意しなければならないポイントなどを実際の図面を見ながら、全員で指摘しました。

地域によって違う条例などの知識、各自いつも気を配っている点などを共有することができ、充実した時間となりました。
よりよいプランをお客様にご提案できるよう、スタッフ一同、精進してまいります。

社内勉強会 勉強会担当:吉川小嶋小齊

2019年07月10日 | 設計部の日常ブログ

エクステリア用ガーデンテーブルの選び方

お庭やベランダに置くためのテーブルを、ガーデンテーブルといいます。
木製やアルミなど、素材も様々で、デザイン性の高いものが多く、お庭をおしゃれな空間にできるアイテムです。
選び方のポイントはいろいろありますが、ここでは、ご自宅のお庭の雰囲気に合わせて選んでいただくのに「素材」に絞って、取り上げてみます。

温もりのある木製のガーデンテーブル
芝生や周辺の自然ともよくマッチし、ナチュラルな雰囲気の中、温かみを感じられる素材です。
木製ということで、耐久性に不安を感じられる方もおられるかもしれませんが、チーク材など耐候性・耐久性に優れた素材を使用していますし、オイルステイン加工や防腐剤が塗ってあるものを選ぶと、傷みや汚れが少なくなります。

エクステリア用ガーデンテーブルの選び方

ウッドデッキなどとの相性もバッチリです!

サビに強いアルミ製(鋳物)のガーデンテーブル
軽量でサビに強いのが特徴です。
溶けたアルミを型に流し込む鋳造によって作られているので、複雑で美しいデザインで、高級感のあるものが多いです。植物との相性もよいです。
また、比較的お手入れもしやすいでしょう。

エクステリア用ガーデンテーブルの選び方

優雅なゆったりとした雰囲気になりますね。

スタイリッシュなステンレス製のガーデンテーブル
アルミ製(鋳物)のものと同様、軽量でサビに強いのが特徴で、お手入れもしやすいでしょう。
デザイン的には、シンプルでスタイリッシュなものが多くあります。
ただ日光の当たる場所で長時間放置すると、かなりステンレス自体の温度が上がりますので、パラソルなどの下で使うのがおすすめです。

軽くてお手入れ簡単なプラスチック(樹脂)製のガーデンテーブル
軽量で持ち運びしやすいのと汚れても手軽に水で洗い流すことができるという点が魅力です。
シンプルなデザインの商品が多いですが、着色がしやすく自由に形が作れる素材なので、カラフルな色で風景にアクセントを与えるアイテムにはピッタリです。

他にも、金属(スチール)製のもの、テーブルトップがガラス製であったり、タイル貼りになっているもの、人工ラタンでできているものなど、さまざまなタイプがあります。
京阪グリーンでは、単に外構工事にとどまらず、お客様のライフスタイルにぴったりのプランをご提案させていただきますので、ガーデンファニチャーについても、お気軽にご相談ください。

2019年07月08日 | エクステリアコラム