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カーポートのメリット・デメリット

カーポートのメリット・デメリット

外構の設計をするにあたって、重要な場所はどこだと思いますか?
いろいろな考え方はあると思いますが、私は、カーポート・駐車場なのではないかと思います。
なぜなら、お家のエクステリアの中で、一番大きな面積を占める場所だからです。
カーポートは、あった方が雨風がしのげてよいですが、もし、お家がおとぎ話にでてくるようなかわいらしいお家だったら、アルミ製のカーポートはお家には似合わないので、もしかすると設置しないという選択肢もあるかもしれませんね。
いろいろな角度から考えて、生活やライフスタイルに一番あった選択をしていただきたいと思いますが、ここでは、機能面から見た場合のカーポート設置のメリット・デメリットについて述べたいと思います。

まずは、メリットから・・・
一番のメリットは、やはり「雨の日の使用がスムーズになる」ことでしょう。
「車から降りるとき濡れない」「濡れずに何らかの作業ができる」というのは大きなメリットです。特に小さなお子様がおられるお家では、雨に濡れながらの乗降は大変です。
さらに、玄関と駐車場所との距離が近ければ傘をさす必要がなく、さらに使いやすくなりますね。

二点目は「夏場の暑さを軽減できる」ことです。
屋根を熱線遮断ポリカーボネートにすると、さらに効果大です!
カーポートがなければ、直接日光が車にあたり、特に夏場は直射日光が当たる時間が短くても、車内温度は急激に上がってしまいます。
車を使う際に、すぐに車内が快適な温度にならないのはもちろんですが、長くこのような状態が続くと、最悪、ダッシュボードが変形したり、カーナビなどの精密機械が誤作動を起こす危険性も考えられます。
カーポートを設置すれば、シートの色あせなどもしにくくなりますし、人だけではなく、車にも優しい環境になります。
(カーポートは紫外線をほぼ100%カットするんですよ!)

三点目は「天気の変化による劣化を防げる」ことです。
カーポートがなければ、車は吹きさらしの状態で置かれることになります。
「屋根だけで壁がないのだから、そんなに変わらないのではないか?」と思われるかもしれませんが、屋根だけでも、冬場の雪や霜、台風などで飛んできたものから、大切な車を守ることができます。

デメリットは、逆に、大型の台風が来た時などに、その風で破損してしまう可能性もあることです。
雪の重さで破損する場合もあるかもしれません。
しかし、お住まいの地域の気候を考慮し、柱を片方だけにつけるのか、両方につけるのか、また積雪地域用を選ぶなど、カーポートの種類やタイプを選んでいただければ、このデメリットは回避することができます。

カーポートもさまざまなデザインのものがあります。
おすすめ商品はこちらに掲載しています。
機能面をしっかり検討するだけでなく、お家の外観で大きな面積を占めるものですから、お家にぴったりのデザインのカーポートを選んでくださいね!

2019年03月14日 | エクステリアコラム

外構工事で起きやすいご近所トラブル

外構工事で起きやすいご近所トラブル

長く住み続けるおうちなので、ご近所付き合いは大切にしたいものです。
しかし、新築・リフォーム工事の際、ブロック塀や植栽の設置など隣地との境界付近で作業が行われます。
またデザインは街並みとのバランスも考えなければならないため、ご近所とトラブルになってしまうことも多いようです。

【1:工事に関連した隣地使用に関するもの】
塀やフェンス(柵)、植え込みなどの工事は、まさに境界のギリギリでの作業です。建物の立地や周辺の作業状況によっては、どうしても隣地に立ち入らないと作業できない場合も出てきます。
お隣に協力をお願いする必要があります。

【2:外構のデザインに関するもの】
地域の美観や街並みを維持するために、条例や協定などによって、外構のデザインに一定のルールを設けている場合やハウスメーカーや不動産会社が分譲地を開発した際に、外構のデザインについて一定の制約をつける場合があります。
条例や協定などには、特に罰則がない場合もありますが、罰則がないからといって、ルールから外れて、好きなようにしてしまうべきではありません。
条例や協定は、地域の美観や統一された街並みといった公共的な目的があって定められているものなので、周りとの調和を意識しましょう。

その他にも、「隣家から伸びている木の枝が工事の妨げになる」など、いろいろなトラブルがあるかと思います。
(もちろん、勝手に切ってはいけませんよ)
ご近所づきあいを大切にしていただくために、弊社では工事前にご挨拶に伺ったり、顔を合わせて話をする機会を設けたりすることでトラブルを未然に防いでおります。

2019年03月13日 | エクステリアコラム

助成金制度を知って、賢くお庭づくり

助成金制度を知って、賢くお庭づくり

古くなったお庭のリフォームをしたいけれど、費用面で少し不安な方もおられるかもしれません。
庭が緑でいっぱいになる=その街の緑も増える!ということなので、もしかすると、自治体から補助金が出る場合もあるかもしれませんね。
少し、調べてみました。

栗東市 いけがき設置奨励補助事業
生垣の高さ、長さ、樹木の種類など、いくつか条件がありますが、街の緑化を推進し景観をよくするとともに、災害にも強い住み良い街づくりを推進することを目的として、補助しているようです。

東近江市 応援します! あなたのグリーンプラン!!緑の街づくり補助
こちらは生垣だけでなく、壁やフェンス、柵などにつる性の植物を這わせたり、道路から見えるような樹木を植えた場合にも補助されるようです。

大津市 生垣設置奨励補助金
ブロック塀を取り壊し新たに生垣を設置する人に対し補助されるものですが、今は募集を停止しているようです(2019年2月21日現在)

京田辺市 生垣設置奨励補助金
「緑あふれる潤いのあるまちづくり」を進めるため、生垣の設置に要する費用の一部が補助されます。

他にも実施している自治体もあると思います。
特に市街地では、緑地の確保が難しいので、これらの制度で「緑を増やそう」とする考え方の一環として補助金制度を設けている場合があります。

また、街の安全を守る観点から、地震等の災害によるブロック塀等の倒壊被害を防止することを目的として、道路に面するブロック塀等の撤去または改修に対し、補助を行っている自治体もあります。
(例:守山市 ブロック塀等改修促進事業補助金

他にもお庭に限らず、住宅リフォームに対する補助もあり、バリアフリーを目的としたリフォームであれば、玄関のスロープなどの設置に対して適用されるかもしれません。

お住まいの自治体の情報をチェックして、上手に活用してみてはいかがでしょうか?

※上記の情報は、ブログ記事作成当時の情報です。最新の情報は、お住まいの自治体にご確認ください。

追記
ブロック塀等の調査・点検、撤去、撤去後の新設、改修等に係る費用については、2020.4.1現在、
彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、高島市、東近江市、米原市、日野町、竜王町、愛荘町、豊郷町、甲良町
上記市町村で、支援制度があるようです。
詳細は、お住まいの市町村にお問合せください。
⇒ブロック塀等の安全対策のための支援制度(滋賀県)
※日本建築防災協会のサイトへリンクします。

2019年03月05日 | エクステリアコラム

解体作業 外構・造園工事

解体作業 外構・造園工事

お庭の改修工事をするにあたり、倉庫の解体作業からはじめます。隣地にも面しておりますので養生しながら作業です。

解体作業 外構・造園工事

ほぼ人力作業になります。安全に気をつけて作業をしております。駐車スペースに生まれ変わります。

担当:宮崎 忠

2019年03月04日 | 営業部ブログ

宅配ボックスの使い方と選び方

宅配ボックスの使い方と選び方

近年、ネットショッピングは年齢にかかわらず利用が増えています。
ですが、便利なだけではなく、
・再配達の手配が面倒。
・子供だけで留守番をしているときに宅配業者が来たら・・・
・配達時間に合わせて待機しないといけない。
・女性の場合、メイクをしていなくて応対に出たくない。
など・・・いろいろ気がかりなことも。
そんな方にオススメなのが「宅配ボックス」。
「最近、宅配ボックスってよく聞くけど、どうやって使うんだろう?」と疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。

宅配ボックスはどのようにして無人で荷物を受け取るのでしょうか。
【宅配業者】
・宅配ボックスに荷物を入れる。
・伝票に押印し、宅配ボックスを施錠する。(鍵が無くても施錠できるような仕組みになっています)

【住人】
・宅配ボックスの鍵を使って開錠し、荷物を取り出す。
荷物を入れてから取り出すまでの基本的な流れはどのタイプの宅配ボックスでもほとんど変わりません。施錠、開錠の方法は、宅配ボックスによって違います。

宅配ボックスの種類は、大きく分けて2種類あり、「簡易型」「固定型」があります。
「簡易型」は、必要な時に玄関の前に置いておくタイプのボックスです。
見た目は箱型のクーラーバッグやクーラーボックスに近く、玄関ドア付近に置いておき、盗難防止のために金属製のワイヤーなどでつないで使います。
設置は簡単で、玄関先にそれほどスペースも必要がないというメリットがありますが、防犯面では不安があります。

「固定型」は、玄関周辺に固定するタイプで、感覚的には大型の郵便受けのような感じです。
基本的には床や壁、地面に固定して設置するため、簡単には盗難されないようになっています。
その分、高価にはなりますが、堅牢でセキュリティの面で安心感があります。

京阪グリーンでも宅配ボックスを扱っております。
おすすめの宅配ボックスはこちらから。
こちらには固定型の物のみ掲載しておりますが、簡易型のものも扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
導入して、生活がより快適で便利なものになるとよいですね。

2019年03月03日 | エクステリアコラム

ガーデンルームで花粉症も怖くない!

ガーデンルームで花粉症も怖くない!
寒い日が続きますが、ぼちぼち、ニュースでも花粉症のことを聞くようになってきました。
多かった前シーズンよりは少ないものの、広い範囲で例年より「やや多い」飛散量になるようです。

対策として、布団を干すのを控えたり、洗濯物を部屋干しする方が多いのではないかと思いますが、でも、花粉が飛び交う時期にも、部屋干しではなく、お布団はお日様の香りでふんわりと、お洗濯ものは気持ちよくカラッと干したいですよね。

そこでオススメしたいのはガーデンルームです!
天候や花粉の量を気にすることなく、安心して、洗濯物を干すことができます。
対策をしていないと、ルーム内は夏場は暑く、冬場は寒い!となってしまいますが、逆に、ガーデンルームが風除室の役割を果たして、お部屋の空調の効果をよくすることができます。
特に、冬場は外気の寒気をシャットアウトし、日光の温かさをため込むことができ、エコにもなりますよ!

ガーデンルームはお洗濯の味方なのはもちろんですが、それだけではもったいない!
お茶、お食事、お勉強、夏場にはプールだって!
みんなが集まってわいわいがやがや過ごしたり、家族の団らんを過ごしたり、一人静かに過ごしたり、趣味の場所、ペットのための場所、外と内をつなぐガーデンリビングとして、暮らしに役立つ空間となります。

そのように、ガーデンルームを有効に使うためには、間口の位置や数、床の仕様に加えて、照明・コンセント・日除け・網戸などなど、いろいろなオプションの中から、必要なものを適切に選ぶ必要があります。
照明なし、コンセントなし、日除けなし・・・で作ってしまうと、せっかくのガーデンルームがあまり使われず、単なる物置のようになってしまう場合も・・・。

ガーデンルームでどのように過ごしたいか、イメージをお伝えいただければ、当社のプランナーがお客様にぴったりのガーデンルームをご提案させていただきます。
ガーデンルームで花粉の季節も(もちろん他の季節も!)お日様の香りを感じて、のびやかな時間を過ごしませんか?

当社のガーデンルームの施工事例は、こちらから、また、おすすめのガーデンルーム商品はこちらからご覧になれます。
チェックしてみてくださいね。

2019年02月21日 | エクステリアコラム

植物の水やりについて

植物の水やりについて

木やお花を見て、癒されることはありませんか?
ふと庭木の新芽に気付いた時には、一瞬でほっこり暖かな気持ちになります。
四季折々に触れることができるだけでなく、彼らが一生懸命生きていて、見ている私たちにも力を分けてくれるところが、植物の魅力かもしれません。
お庭に好きな木やお花を植えて、そんな植物に囲まれて、毎日を過ごすことができたら・・・素敵ですよね植物の水やりについて

植物も生き物ですので、やはりある程度お世話も必要になってきます。
基本中の基本は水やりです!水やりのポイントを押さえて、出来るだけ長く楽しみたいですね。

水やりのポイントは3つあります。
①時期
②タイミング(時間帯)
③水の量

まず、一つ目の「時期」について。
春~夏にかけての暖かい時期と、秋~冬にかけての寒い時期では、水やりのコツが少し変わります。
私たちも、暑くなると汗をかいたり、のどが渇きますが、寒くなると汗はあまりかかなくなりますね。でも、喉が全く乾かないということはありません。
植物も同じなのです。
・春~夏は水やりの回数は多めに(日に1~2回)→水の量も少し多めに。
・秋~冬は回数少なめ(1週間に1回程度)→土が湿っていれば、もっと間隔をあけます。
ただ、要注意なのが梅雨の時期です。この時期は暑いですが、湿気は多いので、土の中の水分は保たれたままになり、「暑いから・・・」と思って水をあげ続けてしまうと、根腐れを起こしてしまいます。

そこで、大切なのが二つ目の「タイミング(時間帯)」です。
ポイントは「土が乾いていたら水やり」です。ただし、土の状態は、土の表面を見ているだけでは分かりません。指で土を少し掘ってみてください。そうすれば、乾いているように見えても、案外湿っていることに驚くのではないでしょうか。
この状態を知らずに水をあげ続けてしまうと、根腐れを起こしてしまいます。きちんと土の状態はチェックするようにしましょう!
また、水やりの時間帯も重要です。春~夏の暑い時期は、暑い時間に水をあげても土の中で蒸れてしまいますので、早朝と夕方に、秋~冬は夕方に水やりをすると凍ってしまう可能性がありますので、午前中に・・が基本です。

最後に、三つ目の「水の量」について。
あげる時は、たっぷりとあげてください!鉢植えの時は、鉢の底から水が出てくるくらいまで、地植えの場合でも「あげすぎたかな?」と思うくらいでもOKです(ただし、ちゃんと土の中の状態を指でチェックしてからですよ!)
そして、花や葉の上からではなく、根元にやさしく、しっかりとかけてあげてくださいね。

ただいま、京阪グリーンのホームページをリニューアル作業中です!
リニューアル後には、守山支店のお庭日記も公開予定です。植物のお世話というとなんだか身構えてしまいますが、ご一緒にお庭つくりを楽しんでいけたらなと思っています植物の水やりについて

2月21日追記
2月21日追記
ホームページリニューアルに先駆けて、インスタグラムも開設しました。
四季折々の守山支店のお庭の様子などを載せていきますので、ぜひチェックしてくださいね!
京阪グリーン守山支店 Instagramページはこちら

2019年02月19日 | エクステリアコラム

塗り壁や門柱に汚れができてしまう前に・・・

塗り壁や門柱に汚れができてしまう前に・・・

エクステリアの設計をさせていただいていて人気なのが、プロヴァンス風のお庭!
白を基調にした可愛さいっぱいのお庭は、色とりどりのお花が映えて、毎日の生活も楽しくなりますね。

でも、年月が経つと、せっかくの真っ白な門壁が、お家の顔でもあり目立つところなのに、いつの間にか黒くよごれてしまうことが・・・
黒い汚れの正体は何でしょう?

【正体例その1】
塗装の間に詰まった汚れが雨の日に流れて、乾燥する時に筋になって残ったもの。
車を雨ざらしのまま放置していたら、車体に黒い筋がついてしまうのと同じような感じですね。

【正体例その2】
笠木にレンガを使用している場合、降った雨がレンガとレンガの間に溜まって垂れてくる時に、目地に使っているモルタルの成分が染み出して、砂ぼこりと一緒になって筋になってしまったもの。

これを防ぐには、汚れる前にこまめに掃除するしかありません・・・。
乾いた汚れが濡れて、雨と一緒に垂れてくることで筋状の汚れになってしまうのが主な原因ですので、乾いているうちに、こまめに汚れを取り除くのが大事ですね。

とはいっても、完全に防ぐのは不可能なので、汚れが気になったらどうしたらよいでしょう?
あんまり頑固な汚れには効きませんが(なので、しつこいようですが、なるべくこまめなお掃除が大事です・・・)台所用洗剤などを薄めて、ブラシなどでこすり、汚れた部分をやさしく拭き取ってあげてください。
落ちない場合は、塗り壁用洗浄剤もありますが、万能ではありません。
もし、カビが生えてしまった場合は、重曹やアルカリ性洗剤が、苔が生えてしまった場合には薄めたお酢が有効です。ただし、お酢は酸性なので、やりすぎると壁自体を劣化させる場合があるので、慎重に・・・

せっかくの真っ白な壁。どうしても経年劣化で汚れてはきますが、できるだけ長くきれいな状態でお過ごしいただくために、お手入れはこまめにしてくださいね。

あとは、雨だれすることも汚れの原因ですので、笠木の種類や形状を選ぶことである程度抑えることもできます。
こまめにお手入れする時間をとるのが難しかったりする場合もあると思いますので、ぜひ、気になることは担当にご相談ください。
お庭は完成して終わりではなく、ずっと、一緒に生活を共にしていくものですから・・・

追記
どんなにお掃除に気を配っていても、どうしても年月が経つと共に汚れていくもの。
そんな時には、リフォームが有効です。
こちらのブログ記事もご覧ください。
⇒ niwary(彦根支店)ブログ「門柱のリフォーム」はこちら。

2019年02月13日 | エクステリアコラム

ワンちゃんが安心して過ごせるお庭つくり

ワンちゃんが安心して過ごせるお庭つくり

この間、ずっとペットとしては、犬の人気が高かったけれども、最近、日本国内での飼い猫の数が飼い犬の数を追い越したというニュースを聞きました。
とはいっても、890万匹以上のワンちゃんが飼われているそうなので、当社のホームページをご覧になっている方の中にも、お庭を愛犬の遊びやすい場所にして、一緒に楽しいひと時を過ごせたらいいなあと思っておられる方も多いのではないでしょうか?

ワンちゃんを遊ばせるお庭を考えるにあたっては、以下の3つのポイントがあります。
①飛び出し防止対策はしっかりと!
②ワンちゃんは人間よりも暑がりさん。暑さ対策を考えてあげること。
③間違って食べてしまう場合もあるので、お庭に植える植物の種類には要注意!

まず、一つ目の「飛び出し対策」について。
庭で思いっきり走っていると、外に飛び出したくなってしまう犬もいるはず。
特に通行量の多い道路に面したお庭はとても危険なので、庭の周囲をフェンス・柵や扉、壁なので囲って、飛び出しを防止する必要があります。
高さは80センチほどあれば、大型犬でも飛び越えることはほぼないと思いますが、気をつけなければならないのが、柵と壁の間などにできる隙間です。犬は10センチほどの隙間でもくぐり抜けてしまいますし、くぐり抜けなくても首が挟まって動けなくなってしまうこともありますので、要注意です。ワンちゃんは、広い所で走り回るのが好きなイメージがありますが、犬の祖先は穴で生活していたので、狭い場所が好きなようですので、思いがけないところに頭を突っ込んでしまう可能性も・・・

次に、二つ目の「暑さ対策」について。
雑草予防のために、一面コンクリートにしてしまいたいという方もいらっしゃいますが、コンクリートは熱くなりやすいですし、何より、足腰に負担をかけてしまう可能性が高いので、ワンちゃんが走り回って遊ぶのには適していません。
土や芝生、またはドッグラン用のウッドチップなどを敷いてみるのもよいかもしれません。
いっぱい走った後は、ワンちゃんは体温が人間より高いので、ゆっくりクールダウンができるよう、自然素材のレンガ(温度が上がりにくいです)を敷いたスペースを作ったり、ウッドデッキやテラスで涼めるスペースを作ってあげるとよいのではないでしょうか。スペースがあるのならガーデンルームなども人気です。

最後に「植物の種類」について。
身近な植物でも、犬にとって有害なものはたくさんあります。口にしないようにきちんと柵をしておけば、柵を壊してまで入ることはまずないと思いますが、何があるか分からないので、ワンちゃんに害のある植物は植えないのが一番です。また、置き型の固定肥料は食べてしまう恐れがありますし、土に混ぜるタイプのものもにおいを嗅ぎつけて、掘り返してしまうこともありますので、液体肥料を使うのがよいかと思います。

【犬にとって有害な植物の例】
アサガオ、アジサイ、アマリリス、アロエ、アセビ、イチイ、エゴノキ、カランコエ、キク、キョウチクトウ、クレマチス、シャクナゲ、スイセン、スズラン、ジギタリス、シクラメン、ジャスミン、チャイブ、チューリップ、ニチニチソウ、ノビル、ヘデラ ヘリックス、ポインセチア、ポトス、ベゴニア、ユリ、レンゲツツジなど。

京阪グリーンではお客様とペットが快適に過ごすためのお庭づくりなどのご相談も承っております。
ホームページのペットと楽しく!快適ペットライフの始まり! ペットのことを考えたガーデンルーム!を一度のぞいてみてください。

2019年02月11日 | エクステリアコラム

フェンス(柵)の素材について

フェンス(柵)の素材について
エクステリアを考える際に欠かせないのが「フェンス(柵)」です。
自然感のある外構にしたいということで、フェンスを木材でと考えられている方も多くいらっしゃいますが、お住まいの地域によっては、冬になると雪が積もるなど、常に湿気にさらされる場合もあり、耐久度が心配な場合もあるかと思われます。

まず、雪に耐えられるかどうかの前に、設置して期間が経つと腐ってもろくなりやすいことが懸念されます。
防腐剤が添加されている塗料を毎年塗り、メンテナンスをすることである程度防ぐことはできますが、長い目で見ると、かなり難しいのではないでしょうか。

そこで、樹脂木材という選択肢はいかがでしょうか。
木ではありませんので、メンテナンスは不要ですし、耐用年数もかなり長く、色あせや腐食の心配がありません。また、その他のメリットとしては、

・湿気を吸わないため、天然木と比べて、反りが起こりにくい。
・防腐処理やシロアリ対策などで薬剤を塗る必要がないため、小さな子どもさんやペットなどが万が一舐めてしまっても安心。

などが挙げられます。

メーカーからはいろいろな色の材料が出ていますし、木粉が混ぜ込んであり、木の風合いが感じられるものもあるのもうれしいところです。

ただし、デメリットもあります。それは「熱を吸収しやすく、冷めにくい」という点です。
夏の日差しを浴びた場合などは、素手で触るとかなり熱く感じられると思います。

そこで、もう一つおすすめしたい材料は「ハードウッド」という天然木です。
ハードウッドはハードという言葉通り硬い木材のことで、繊維が非常に細かく密になっています。そのため、腐食や虫などの害に大変強くなっています。
美観上は定期的に塗装した方が望ましいですが、耐久性は十分にあります。

ただし、普通の樹木や人工木と比べると、材料費は高くなってしまいます。

ご予算やメンテナンスにどれだけの手間暇をかけられるか、長い目で見て選んでいただくのがよいかと思います。
当社のホームページでも、いくつかフェンスの紹介をしていますので、チェックしてみてください。
→フェンス(柵)の紹介はこちらから

※こちらの記事も参考になさってください。
⇒「フェンス設置で気をつけるべき隣人トラブル」
⇒「騒音が気になる方へ~防音フェンスのご紹介」

2019年01月29日 | エクステリアコラム