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家庭菜園におすすめの野菜

昨日、一昨日と花壇におすすめのお花をご紹介しました(※)が、見て楽しむお花だけでなく、食べて楽しむお野菜も育てられると楽しいですよね。
ここでは家庭菜園で育てられるおすすめ野菜と、栽培上の注意点などについて紹介していきます。
秋の花壇作りにおすすめの花(その1)はこちら。
秋の花壇作りにおすすめの花(その2)はこちら。

家庭菜園におすすめの「水菜」
家庭菜園におすすめの野菜
水菜は家庭菜園でも栽培しやすい野菜です。京野菜の代表格であるため「京菜」とも呼ばれる水菜は、水と土があればプランターでも簡単に育てられるので、家庭菜園に適しています。

-5℃まで寒さに耐えられ、基本的に一年中育てることが可能な野菜ですが、暑すぎると成長が止まってしまうなど、栽培の難易度が上がります。従って3~5月頃または9~10月頃に種をまいて育てるのが理想です。旬が冬の野菜なので、寒い地域にお住まいでなければ、その時期に収穫期が来る秋まきにすることをおすすめします。

種まき時期以外では水菜は害虫に弱いため、虫害に気を付けることが大事です。種をまいたら防虫ネットをかぶせることで防ぐことができます。また、風通しのよい場所に置くのも虫除け対策には有効です。これで病気予防にもなります。

成育に水がたくさんいる野菜なので、乾燥に気をつけ、たっぷり水をあげるようにしてください。

家庭菜園におすすめの「ピーマン」
家庭菜園におすすめの野菜
ピーマンは栄養価も高く、いろいろな料理で使うことができる野菜です。果肉が厚く真夏でも成長しやすい翠玉二号、少し甘みがあり、小さいうちに収穫しても美味しいとんがりパワーなどの品種があります。

ピーマンは、5~6月に植え付けをすれば10月頃まで収穫が楽しめます。プランターは野菜用の深めのものを用意します。土は野菜用の培養土で十分です。水はけが良く、肥料が少し多めに入っているものがベストです。支柱は主枝と他二本の側枝用に、計3本用意します。

成長してきたら花が咲き始めます。しかし苗がしっかり根付くように、一番花は摘んでください。成長してくると、アブラムシやカメムシなどがつくことがあります。これらの虫がつかないよう、毎日よく観察することも大事です。

収穫する時はハサミを使います。重みで枝を折ることもあるので、完熟したら半分以上は収穫してしまいましょう。

家庭菜園におすすめの「キュウリ」
家庭菜園におすすめの野菜
キュウリは病気になりやすいので、家庭菜園で育てる場合耐病性のある品種を選びましょう。病気が悪化すると株全体が枯れてしまうので品種選びは大事です。

キュウリは節成りタイプや飛び節成りタイプがあります。節成りタイプはすべての節に雌花がつき、早くたくさん収穫することが可能です。

飛び節成りタイプは飛び飛びの節に雌花がつき、長い間収穫することができるのが特徴です。

キュウリは5月上旬から6月中旬に植えて7月ごろに収穫します。用意するものは深めのプランター、安全で品質のよい土、支柱などです。

育て方は苗を植え、土が乾かないようにこまめに水をやり、防寒対策もします。株をしっかりと作り整枝や葉かきをします。病害虫がいないかチェックし、病気にならないよう注意を払って下さい。

家庭菜園におすすめの「ジャガイモ」
家庭菜園におすすめの野菜
ジャガイモの栽培時期は春と秋があります。植えた後にイモが出てこないように何回か土寄せをしましょう。

ジャガイモは初期育成が大切であり、バランスのよい肥料を使いましょう。用意するものは深めのプランター、排水用の穴を空けた培養土の袋、石灰を入れていない畑などがあります。

病害虫の対策をする必要があります。特に暖かい時期は害虫に荒らされやすいので、殺虫剤をまいて、そうか病や疫病に注意しましょう。花が咲いたら栄養が奪われるので摘むようにします。

春に植えたジャガイモの場合は6月頃が収穫時期です。品種や天候によっても違いますが葉がほとんど黄色くなった頃が収穫時期です。雨天の時は腐りやすいので晴天の時に収穫するようにします。収穫した後はすぐに食べるか冷暗所に保存して下さい。

家庭菜園におすすめの野菜
家庭菜園でおすすめの野菜のうち、水菜は秋まきがおすすめで水をたっぷりあげるのがポイントです。また害虫に弱いので防虫ネットをかける必要があります。
ピーマンを育てる場合はアブラムシなどの虫がつかないようにすることが大事です。完熟したら半分以上を収穫し、枝が折れないようにしなければなりません。
キュウリを家庭菜園で始める場合、病気になりにくい品種を選ぶ必要があります。こまめに水をやり、整枝や葉かきをする必要があります。
ジャガイモは暖かくなると害虫に荒らされやすいので注意しなければなりません。収穫は晴れた日にすることを忘れないようにして下さい。いずれの野菜も注意点さえ守れば、それほど育てるのに難しい野菜ではありません。どのような料理に使うのかも楽しみにしながら大事に育ててみましょう。

追記
家庭菜園におすすめの野菜(その2)」では、トマト・なす・小松菜・枝豆についてご紹介しています。併せてご覧ください。

2019年7月31日 | エクステリアコラム